「人生のPDCA」を回してみる

フロム・ソフトウェアでマネジメントをしていたゲーム開発者が、仕事や日々の生活で学んだこと思ったこと

『ジークアクス』の視聴体験で学んだ人との繋がり


「2,800円返せ!(# ゚Д゚)」
これが、劇場版ジークアクスを見た最初の感想だった。

(*'ω'*)「2,800円も払ってこれかよ!」
友人A「僕は面白かったです」
友人B&C「俺もー」
(*'ω'*)「ウソダロ……」

私以外は、みんな面白いって言ってる。

 

私がエンタメを見る基準は「神は細部に宿る」かどうか。

全然細部に宿ってねえじゃねえか!っていうので、金返せってなって、イコール面白くない作品と言ってた。

私の主張は、主人公のマチュというキャラクターが、薄っぺらく「こんなアニメの中だけのオタクが考えた女子像丸出しのバックボーンないやつ」この世に存在しない。

あんな人間いねえって言ってたら、

友人A「アニメだからいいんだよ」
友人B「薄っぺらくていいんですよ、エンタメとして成功してるじゃないですか!」
友人C「アカサさんがおかしいんですよ(笑)」

( ´ཫ` )グハァ

こう言われるから、あ、そう? って。

確かにビジネス的に成功してるんで……。
(*'ω'*)オレがおかしいのか?

ちょっとね、自分の意見をこう丸めましたね。

理屈をあんまり気にしないっていうのは、そこでちょっと視点として持ったのかもしれない。

 

そもそも私の中の映画館って
「マトリックスに1,800円払って、人生最大のエンタメ衝撃を受けた!」っていう地点で止まってんですよ。

映画館の1,800円の価値って私の中ではそれ!
なので、ジークに2,800円(Dolby Cinema)は、
(# ゚Д゚)高すぎいぃ!!っていう気持ちは正直あった。

当時リアタイで劇場のマトリックスを観た経験をお持ちの方は分かってくれると信じる(笑)

 

マチュが大嫌いな理由は、取ってつけた感。
いきなりそこからスポンされたゲームの敵みたいな感じがすごい。


バックボーンがない、歴史がない。
表面だけ、上っ面だけ。
こういうキャラを演じてます!みたいなのが透けて見えるので、嫌いって。

 

人って色々な環境に揉まれて性格が構成されていく訳だから、アニメに出てくるキャラクターとかにも、リアルさを求めて、神は細部に宿るみたいな。

こだわりって言うのかも知れないけど、そういうコトをすごい気にしちゃって。

こんな人間いないよね、嘘くさいよね?って。それで感情移入ができなくなった。


フロムのゲーム開発でも、敵作るときに世界観とかめちゃくちゃ気にしてて、でも、その要素ってゲーム中にほぼ使われないw 贅沢(*'ω'*)

でも、ちゃんと「考えてる」んだ。
その上で、見た目や動き、出てくるマップとか作られている。
要は「歴史」がある。

そういうのがマチュには感じない。
だから、薄っぺれえな!っていうのでクリエイターの視点として強く見ていた。

 

知り合いに。

一人称が「僕」。
その人が「僕」って言っているのを見て、最初
「僕っ子中二来た」地雷って思っていた。
でも、カミングアウトされた時に、
「なるほどね」って、「ごめんね」ってなった。

環境があれば、人は色んな性格が生まれるのよ。マチュみたいな人も環境があればちゃんと生まれるハズ。

それは語られてなくても、ちゃんと考えて作っていれば滲み出てしまうものなんです。それが無いから、〇ソって言ってた。

 

テレビ版を後追いで見た。
劇場版は地上波の1~2話だったらしい。
じゃあ3話からでいいや。あ、視聴終わってる。
4話から見る。

(*'ω'*)ふーん。見れんじゃん。

みんなからのインプットあったから、クオリティのハードルが下がってた。

だから、温かい目で見られた。

後半はさらに異常な奴らに絡まれるから、普通になってって。

主人公マチュの異常さ、薄っぺらさ、おかしさっていうのが、見えなくなっていった。

実は4話からかなり薄まっている?

だから、気にしないで見られた。

 

最後ね、色々あって、みんな不幸になってこれからが大変。

だけど、まだ希望はあるよね、って終わり方。


『パンドラの箱エンド』って、勝手に名付けてるんですが。

エンディングの歌詞を勝手に解釈していくと、キャラの感情ストーリーラインを追っている。

若い頃に父さんが病気で死んだんだよね。

その時から、感動のシナプスが、父の死の感動というか気づきと結びついて。
思い出すとすぐ涙が出る。今も泣いてる(笑)

年取るとシナプスが崩壊するから、一生懸命繋ぎ直そうとして、その辺のどうでもいい感情で繋ぎまくるらしい(笑)

儚い別れの中にも、
希望はあるよねみたいな感覚。

パンドラの箱エンドがもう最後、超刺さったの。

すごい悲しい歌だよね、あれ。

悲しいけど希望を見ている状況から、エンディングの明るい曲に入る。

ジークアクスは結構嫌いだったんだけど、地上波というコミュニケーションを経た結果、第一印象を覆す、みたいな感じ。

結局、人は付き合わないと分かんないよねって。

それから、久しぶりの呑み会で、友人たちに

(*'ω'*)「ジークアクス神だったわ!
友人一同(笑)

(*'ω'*)手のひらクルックル!

 


 

ここまで読んでくれて、ありがとう。

もし、どこか一行でも引っかかったなら、
それはきっと、あなた自身の物語です。

今日は、それだけで十分。

―― また、どこかで。

 


 

【📝あとがき】
裏側の話はこちら👇
編集後記|ジークアクスのED曲、記憶違いだと思ったら“救われた話”


他のエンタメ感想(ネタバレなし)👇
チェンソーマン映画 レゼ編 |殺し合いラブコメ×青春恋愛

 

まだあります(笑)刺さったやつだけまとめて置いてます。
👉 エンタメ体験・批評まとめ(目次)(リンク)

 

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